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単元株式数の変更とはどのようなことですか?

Q. 単元株式数の変更とはどのようなことですか。 単元株式数の変更とは、株主総会における議決権の単位及び証券取引所において売買の単位となる株式数を変更するものです。 今回、当社では、単元株式数を1,000株から100株に変更いたしました。

単元株制度とは何ですか?

単元株制度は議決権の制約を主な目的とする制度ですが、議決権以外にも、単元未満株主の権利は制限することができます。 しかし、「剰余金の配当」「残余財産の分配」などの一定の権利については制限することはできません。 これらは、株主の権利の根幹として保護される必要があるからです。 (会社法第189条第2項、会社法施行規則第35条) 単元未満株主は、所有する単元未満株式の買い取りを当該株式会社に請求することができる「買取請求権」を有します。 (会社法第192条) 単元未満株式の場合、第三者へ譲渡することが困難な場合もあり、投下資本の回収の機会を確保するため、買取請求権が与えられています。

単元株と単元未満株ってどう違うの?

単元未満の株式は、持っていたとしても、議決権がないなどの制限があります。 最近は、単元未満の株式を取引できるサービスがいろいろ提供されていますが、単元株と単元未満株を持つのでは、株主の権利などが違うことを知っておいたほうがいいでしょう。

100株単位への移行に際して株式併合を行わなかった上場会社ってどうなの?

なお、100株単位への移行に際して株式併合を行わなかった上場会社について、売買単位変更日(単元株式数の変更日)の属する事業年度の末日の個人株主数を前事業年度の末日の個人株主数と比較した場合、平均して67%増加しており、増加率の中央値は36%でした。 また、2株を1株へとする株式併合を同時に行った上場会社の個人株主数は、平均して24%の増加、増加率の中央値は16%、5株を1株とする株式併合を同時に行った上場会社の個人株主数は、平均して25%の増加、増加率の中央値は4%でした。 また、毎年公表している「株主分布状況調査の調査結果について」においても、投資単位引下げ等実施会社における個人株主数の推移等をご確認いただけます。

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